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新京成電車に「フルSiC適用VVVFインバータ装置」を採用(2/29~)

 新京成電鉄(本社:鎌ケ谷市くぬぎ山、社長:笠井孝悦)では、主力車両の8800形の車両主回路システムをリニューアルします。(※1)

 今回のリニューアルでは環境負荷の低減を目指し、主回路に従来比約35%の省エネルギー効果があるシステム「フルSiC適用VVVFインバータ装置(※2)」を採用します。

 2月29日(月)から運用を開始し、順次展開していく予定です。

 

(※1) 本事業は、一般社団法人低炭素社会創出促進協会より交付された平成27年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(低炭素価値向上に向けた社会システム構築支援事業)により整備されたものです。

(※2) 「VVVFインバータ装置」とは、電車を動かすために架線から取り入れた直流を交流に変換し、交流モーターを効率よく制御する装置です。

 

 【「フルSiC適用VVVFインバータ装置」の主な特徴】
ダイオードなどの半導体素子にSiC(炭化ケイ素)を使用することで、VVVFインバータ装置を大幅に小型・軽量化し、質量・体積ともに約80%低減。また、ブレーキ時の回生電力量が増加し、現行の8800形と比較して、約35%の省エネルギー効果があります。

 

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「フルSiC適用VVVFインバータ装置」を導入した車両

 

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