8800形電車の内装をリニューアルします(2/24~)
2017年2月22日
新京成電鉄では、主力車両の8800形電車車内の内装を従来のベージュとワイン色を基本としていたものから、外装のジェントルピンクを基調としたものに変更いたします。平成26年8月からは外装を順次ジェントルピンクを基調に更新していますが、内装も更新することにより、統一感や調和、イメージアップ効果を図ってまいります。
この更新のほか、袖仕切りの新設、優先座席は容易に識別できるよう背摺り・袖仕切りは青系のもの、つり革・握り棒はオレンジ色に変更などと合わせて実施いたします。今後、毎年度1編成ずつ更新する予定です。
リニューアルする8800形は昭和61年に導入した形式で、今回、床下機器更新工事と合わせて実施しました。主回路システムを昨年2月より採用した「フルSiC適用VVVFインバータ装置」に変更し※1、未更新の8800形と比べて46.9%、最新のN800形と比べても19.7%の省エネルギー効果※2があります。
※1 本事業は、一般社団法人低炭素社会創出促進協会より交付された平成28年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(省CO2型社会の構築に向けた社会ストック対策支援事業)により整備されたものです。
※2 平成28年8月から平成29年1月までの直近6カ月間の営業運転(松戸~千葉中央間)における使用電力量の調査による実測値です。
外装と調和の取れた車内
新設した袖仕切り
優先座席
8800形 内装リニューアル
対象車両
8800形(一編成) ※今回リニューアルの編成は京成千葉線乗り入れ非対応
更新内容
- 側面・妻面の壁、天井の各化粧板交換および床材の張替
- シート生地の張替
- 袖仕切りの新設
- つり革・カーテンの交換
- 車内案内表示器の交換(液晶ディスプレイ化)
- 照明機器の交換(LED化)
営業走行開始日
平成29年2月24日(金)予定