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EB装置搭載車両におけるブザー鳴動開始時間が延びる事象の対策完了について

 新京成電鉄では、平成26年10月10日(金)に発表した、当社が所有するEB(Emergency Brake:エマージェンシーブレーキ)装置搭載の運転台付き車両におけるブザー鳴動開始時間が延びる事象についての改修を実施してまいりましたが、4月27日(月)をもって対象車両すべての対応が完了いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。

1.発生していた事象
 運転士が力行等の同じ操作を継続中、ATS等によるブレーキが動作した場合などにEB装置が運転士の操作によるブレーキと認識し、タイマーがリセットされ、EB装置のブザーが鳴動するまでの時間が、その時点から60秒になる事象が発生しておりました。

※EB装置とは
 列車が走行中に、運転士が力行操作、ブレーキ操作などの運転操作を一定時間扱わないと、ブザーが鳴動し、さらに5秒間にこれらいずれの操作も行わなければ、運転士が疾病等の異常状態にあると判断し、自動的に非常ブレーキを動作させる装置のことです。

2.対象車両数
 40両(いずれも運転台付き車両)

3.対応策
 運転士が運転操作をせずに走行中に、ATSによるブレーキが自動的に動作した場合でも、EB装置のブザーが鳴動するまでの時間を60秒とするよう改修いたしました。

以上
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