「船橋にんじんジュース」を数量限定で発売
2021年6月11日
新京成電鉄と新京成リテーリングネットは地域活性化を目指して、沿線の農園支援活動を行っております。
今回船橋市にある「石神農園」で収穫された船橋にんじん※を原料にして製造された「船橋にんじんジュース」を6月12日から新京成リテーリングネットが運営するセブン-イレブン新京成ST各店で発売します。沿線の農園を応援するとともに、地域密着型のコンビニエンスストアとして特色ある商品をお客さまにお届けすることを目的に実施するものです。
※JAいちかわの主力販売品目の一つ、船橋にんじんは千葉県船橋市で生産されたにんじんで、糖度が高く甘くて生でも食べられるのが特徴です。2013年に特許庁から地域団体商標(地域ブランド)の認可を受けています。にんじんの地域団体商標登録は全国初です。
今回発売する「船橋にんじんジュース」は「ベーターリッチ(商品名:ベーターキャロット)」という品種を原料に使用しています。ベーターリッチは船橋にんじんの中でも、より柔らかく、食味が良く、栄養価も高いといわれる一方、非常にデリケートな品種であることから、市場に出荷できず廃棄せざるを得ないことが多くあります。その現状をこれまでお付き合いのある「From Farm」から聞き、新京成グループでできることはないかと検討しました。その結果、野菜嫌いのお子さまをはじめ、世間での健康志向の高まりからも、幅広いお客さまに気軽に飲んでいただける、保存料・添加物を一切使用しないジュースを開発するという結論に至り、「船橋にんじんジュース」が生まれました。駅構内にあるセブン-イレブンで農園の商品を販売し販路を拡大させることで、廃棄処分となる農産物の削減につなげていけるものと期待しています。
新京成沿線には多くの農園が点在しております。これまでにもフルーツ狩りの企画だけでなく、駅構内のセブン‐イレブンで農園が独自で開発したフルーツ加工品の販売や、駅の改札外コンコースにて「新京成マルシェ」を開催し農園に参加いただくなど、積極的に交流を図ってきました。
今後も沿線に多くの農園がある特長を生かし、農作物の販路拡大や加工品の製造支援などの農園支援を積極的に実施し、地域活性化を目指していきます。
ラベルには新京成の電車を
あしらっています
船橋にんじんジュースの概要
商品名
船橋にんじんジュース
発売日
6月12日(土)~ ※売り切れ次第終了
価格
320円(税込)
販売個数
200本
特徴
にんじん本来の甘みが引き出されていて飲みやすく、後味すっきりです。
販売店舗
セブン-イレブン新京成ST各店
新京成リテーリングネット株式会社の概要
所在地
千葉県船橋市高根台1-6-2
代表者
冨田裕也
設立
1974年3月20日
資本金
10百万円
事業内容
コンビニエンス店舗の運営、自動販売機・コインロッカーの設置 など
石神農園の概要
船橋市古和釜町に畑を構える。親子孫3代に渡り、半世紀以上の間有機肥料を用いた栽培をしてきた。
地域団体商標として認可された「船橋にんじん」を約1.3haの畑で栽培しており、その内の約70%の0.9haの畑で栽培されている「ベーターキャロット」は在来の品種よりもベータカロテンの含有量が多く、柔らかく、人参くささがなく甘みが強いのが特徴的でサラダやジュースなど生食に向いている。
現在県が推進するエコファーマーの認定を受けていて、地域のスーパーなどに安心安全な野菜をお届けしている。
From Farmの概要
「From Farm」は芳蔵園の園主、加納慶太さんの妻、智恵さんが始めたキッチンカーの屋号であり、加工品を扱うアンテナショップとして、千葉県や東京都内各地へ移動販売を行っている。同キッチンカーは、新型コロナウイルスの影響で経営が大変厳しい状況にある市内飲食事業者等への支援の一環として行う「ふなばし朝市」等にも出店し地域活性化にも積極的。