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デジタル方式の列車無線工事が完了しました

京成電鉄、新京成電鉄、北総鉄道では、2023年4月22日(土)よりデジタル方式の列車無線へ完全移行を行いました。

列車無線は、運行を管理している運輸指令と乗務員との間の情報伝達のほか、事故・災害発生時などに異常を知らせる信号を発報し、周囲の列車を停止させ、事故の拡大を防ぐ役割をもつ重要な保安設備です。移行前、京成電鉄で1969年より、北総鉄道では1979年よりアナログ方式(誘導無線式)の列車無線を、新京成電鉄では1983年よりアナログ方式(空間波無線式)の列車無線を使用しておりましたが、デジタル化により、より高品質な通話と文字情報での情報伝達が可能となりました。
この度、相互直通各社局の車両を含む京成線・北総線・新京成線内を走行するすべての車両において、デジタル方式の列車無線へ完全移行を行ったことで、異常時対応などのさらなる迅速化を図ります。

京成電鉄、新京成電鉄、北総鉄道では、今後もお客さまにより安心してご利用いただける鉄道を目指し、輸送の安全確保に努めてまいります。


<車上設備 アンテナ> 


<地上基地局 アンテナ>

【参考】京成電鉄・新京成電鉄・北総鉄道におけるアナログ方式の列車無線とデジタル方式の列車無線について

(1)アナログ方式の列車無線(音声のみ)
①線路の脇に電線(誘導線)を設置し、誘導線と車両上に設置されたアンテナとの間で 通信を行う方式
②携帯電話のように無線基地局のアンテナを設置し、空間に電波を飛ばして車両上に 設置されたアンテナと通信する方式

①京成電鉄・北総鉄道

②新京成電鉄

(2)デジタル方式の列車無線(音声および文字情報)
携帯電話のように無線基地局のアンテナを設置し、空間に電波を飛ばして車両上に 設置されたアンテナと通信する方式

 

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