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本年3月の東日本大震災で被災された皆様に対しまして、心からお見舞いを申し上げます。
当社におきましても震災の影響と無縁ではありませんでしたが、今回の震災の経験を教訓として、どのような時であっても「安全第一」を基本とし、社訓においても、また社員行動規準においてもそのことを掲げており、常に安全確保の基本を意識し、法令遵守のもと安全・安定した輸送サービスの向上に取り組んでいます。
公共交通ネットワークの一翼を担っている当社にとって「安全・安定輸送の確保」は最大の使命であり、社会に対する責務でもあります。
当社では、安全、安心、かつ快適な輸送サービスを提供するため、保安設備の増強、バリアフリー化をはじめとするハード面の整備、特に当社線は踏切数が多く事故全体に占める踏切事故の割合が大きいため踏切保安設備の新設、更新とともに、機器類等を取り扱う人間のミス、いわゆるヒューマンエラーの撲滅を目指しソフト面での安全対策にも取り組んでいます。
日常的に小さなミスやトラブルについても原因を究明し、再発防止策を講じており、また安全管理体制のもとに各部門がPDCAサイクルを回しながら社員全員が安全への取り組みに参画する仕組を構築し、経営トップから社員一人ひとりに至るまで、安全を守る意識をより高く持つ社風、風土を醸成し、安全管理体制の一層の強化を目指しています。
この報告書は、鉄道事業法の規定に基づき、当社における輸送の安全確保のための取り組みについて皆様にご理解いただくために公表しているものです。
安全水準の更なる向上を目指し、安全管理体制や取り組みを今後も一層充実させるために、皆様からのご意見、ご感想をお聞かせくださいますようお願い申し上げます。
